HHKB Pro2を修理したらキーボードになって幸せな話
はじめに
約1年前に友人にHHKB professional2(以下HHKB Pro2)を頂いた。
HHKB Pro2とは、キーボードにちょっとでも興味があったら知らない人はいないであろう、超有名な超打ちやすいと噂の静電容量無接点式キーボード。
頂いた経緯として、USBコネクタが壊れて使えない状態になってしまい、修理頼むくらいだったら新しいの買うって事になって、捨てるならもらえないか?って感じで頼んだら頂けた。うれしい!
あっさり治せるかと思ったけど意外とそうでもなくて1年放置してたけどふと思い立って昨日直してみたら直ったので手順でも書いておこうと思う。
準備
修理前の状況
HHKBのミニUSB端子が取れてそれを直そうとしたせいで基板の"4"のパターンが剥がれている状況だった。
掃除もしていなかったのでまあ汚い。キーキャップが乗ってる方取り外して水でジャバジャバしたら引いた…
こんな感じでジャンクって言葉が似合う感じの状態だった。
修理した手順
手順といっても単純で、
という感じ。
ついでにキーボードの掃除もしたが、"キーボード 掃除"とかでググって出てきた物を参考にした。
実践
今回取れていたのはUSBコネクタなわけだが、USB端子には5本の線がある。今回完全にどうしようもないところまで壊れていた部分はいわゆる"4"の部分で、"ID"という役割を果たしてる部分だった。
Pin | Function |
---|---|
1 | V_BUS |
2 | D- |
3 | D+ |
4 | ID |
5 | GND |
この端子はどうやらぱそこんを介さないでUSB機器同士でやりとりする場合に使われるものらしくて*1、あれ?今回関係なくないか?て思って完全に無視してそこには半田付けを行わないで他の部分を半田で固定した所、なんか動いた。
端子一つ一つがすごい小さいのでハンダ付け不慣れな手にはなかなかきつかった。
なんて幸せな音なんだ…
まとめ
- ハンダ付けちょっとうまくなった…?
- 写真をちょいちょい撮っておかないとブログで見せられなくて寂しい
- キーボード掃除すると新品みたいになって最高って感じ
- USBのピン4はあまり意味が無い
感想
ゴミとして捨てられていたHHKB Lite2を拾ったのが1年半前で、その何ヶ月か後にジャンクなHHKB Pro2もらって、今使ってるTruly Ergonomic買って、この1年半はキーボードの期間だったなと思う。
余談だが、キーボードの上段のQWERTなんちゃらって行、並び替えると"POWER" と "QUIT" が作れて筋肉配列っぽいのが作れる。"Y"は余る。
QWERTなんちゃら配列が見るのも嫌な人はキーキャップ並び替えて遊ぼう!!!!
おまけ
Truly Ergonomicに慣れすぎて板チョコな配列がめっちゃつらい! エンターとBSとTABが遠くてとてもつらい!!
使えるようになったのはいいけどどうしたもんか…